求人を選ぶときに僕が必ず確認すること|48歳で転職を繰り返して分かった求人の見方

48歳で約30年間勤めた公務員を辞めたあと、僕は未経験だった運送業界へ転職しました。

ところが、最初に入った会社は3日で退職。

次に入った会社も、約2週間で辞めています。

「せっかく転職したのに、そんなにすぐ辞めて大丈夫なのか」

そう思う人もいるかもしれません。

でも今振り返ると、この2回の短い転職経験があったからこそ、求人を見るときに何を確認すればいいのかを考えるようになりました。

僕の場合はトラックドライバーでしたが、この記事で書くことはドライバー求人だけの話ではありません。

工場でも、倉庫でも、営業でも、警備でも、ほかの仕事でも、求人を選ぶときに確認しておきたいことには共通する部分があると思っています。

この記事では、僕自身の転職経験を例にしながら、今の僕なら求人を見るときに何を確認するのかを書いていきます。

給料だけで決めない

営業・事務、ドライバー・物流、製造・工場など複数職種の求人を比較するイメージ

※画像内の求人条件・給与等は、求人選びのポイントを説明するためのイメージです。実在する特定の求人情報ではありません。

転職先を探すとき、やっぱり最初に気になるのは給料だと思います。

僕もそうでした。

月給○万円。

賞与あり。

各種手当あり。

条件が良ければ、当然魅力的に見えます。

でも実際に働いてみて分かったのは、給料だけでは仕事の良し悪しは判断できないということでした。

たとえば給料が多少高くても、毎日の拘束時間がものすごく長かったらどうでしょう。

休みが少なかったら。

仕事内容が自分に合わなかったら。

人間関係がつらかったら。

長く続けるのは難しくなります。

もちろん給料は大事です。

生活がありますから、僕も必ず確認します。

ただ今なら、

「いくらもらえるか」だけではなく、「その給料でどんな働き方をするのか」

までセットで考えます。

実際の勤務時間を確認する

僕が2社目の運送会社を辞めた大きな理由の一つが、労働時間でした。

人間関係は悪くありませんでした。

でも、とにかく拘束時間が長かった。

運送業界を経験したことがなかった僕は、

「トラックドライバーって、どこもこんなものなのかな」

と思っていました。

でも実際には会社によって違いました。

これは運送会社に限った話ではないと思います。

求人票に書かれている勤務時間だけでは、実際の働き方が分からないこともあります。

残業はどのくらいあるのか。

出勤から退勤まで、実際には何時間くらいになるのか。

繁忙期はどうなるのか。

今の僕なら、できる範囲で確認します。

仕事内容をできるだけ具体的に見る

同じ職種名でも、実際の仕事内容が同じとは限りません。

僕の場合なら、同じ「トラックドライバー」の求人でも、運ぶものや距離、積み降ろしの方法などによって仕事はかなり変わります。

だから求人を見るときは、職種名だけで判断しないようになりました。

「ドライバー募集」

だけを見るのではなく、

実際に毎日どんな仕事をするのか。

そこまで想像します。

これは他の仕事でも同じだと思います。

「倉庫作業」「製造」「営業」と書いてあっても、その中身はいろいろあるはずです。

求人票を見て分からないところがあれば、面接で聞けばいい。

入社してから、

「思っていた仕事と全然違った」

となるより、そのほうがずっといいと思います。

休日は「何日あるか」だけでなく取り方も見る

休日も必ず確認します。

年間休日が何日あるのか。

週休何日なのか。

もちろん大事です。

でも今なら、それだけではなく、

「実際にどう休めるのか」

も気にします。

曜日は固定なのか。

シフト制なのか。

希望休は出せるのか。

連休は取れるのか。

仕事と生活のバランスは、人によってかなり違います。

給料を多少優先したい人もいれば、家族との時間を優先したい人もいる。

僕のように、自分の時間を大切にしたい人もいます。

だから「休日が多い会社が正解」というより、自分の生活に合う休み方ができるかを見るようにしています。

未経験なら「誰が、どう教えるのか」も大事

これは僕の経験から、かなり気にするようになった部分です。

運送業界へ入ったとき、僕は完全な未経験でした。

1社目では、先輩ドライバーの横に乗って仕事を覚える、いわゆる横乗りから始まりました。

ところが、その先輩の横柄な態度や見下すような言動が僕には合いませんでした。

結局、その会社は3日で辞めました。

仕事内容以前に、仕事を覚える環境が自分には合わなかったんです。

だから未経験の仕事へ行くなら、

「未経験歓迎」

という言葉だけではなく、

入社後に誰が、どんな形で仕事を教えてくれるのか

も確認したほうがいいと思っています。

今では逆に、僕が新人ドライバーの横に乗って仕事を教えることがあります。

そのときは、自分が新人だったころに嫌だったことはできるだけしない。

「あのとき、こうしてもらえたら助かったのに」

と思ったことは、できるだけしてあげる。

そんなことを意識しています。

「未経験歓迎」の言葉だけで安心しない

僕自身が48歳・未経験で運送業界へ入ったので、「未経験歓迎」という求人には実際に助けられました。

年齢や経験を考えると、応募できる求人があるだけでもありがたいと思うことがあります。

ただ今なら、

「未経験歓迎=未経験者が働きやすい会社」

とは限らない、と考えます。

本当に教育する仕組みがあるのか。

未経験者が過去にも入社しているのか。

入社したあと、どんな流れで仕事を覚えていくのか。

未経験だからこそ、そのあたりは確認したいところです。

面接では「自分も会社を見る」

求人への応募や面接前に確認しておきたい8つのポイント

以前の僕は、面接というと、

「会社に自分を採用してもらう場所」

という感覚が強かったと思います。

でも今は少し違います。

もちろん会社から見られる場所ではあります。

でも同時に、

自分がその会社を見る場所でもある。

そう考えています。

質問したときにきちんと答えてくれるか。

職場の雰囲気はどうか。

働いている人たちはどんな様子か。

説明と求人票の内容に違和感はないか。

僕の場合は運送会社なので、会社へ行けばトラックやドライバーを見ることもあります。

別の仕事なら、見るポイントはまた違うでしょう。

それでも、

「ここで自分が働くとしたらどうだろう」

という目線で会社を見ることはできると思います。

一社だけで決めず、できれば比較する

複数の求人サイトを比較しながら自分に合う仕事を探すイメージ

48歳で公務員を辞めた僕には、民間企業での転職経験がほとんどありませんでした。

だから最初は、

「こんなものなのかな」

と思ってしまうことが多かったです。

2社目の運送会社でも、長時間働くことやきつい仕事を、

「運送業界なら普通なのかもしれない」

と思っていました。

そんなとき、同期として入社して仲良くなったベテランドライバーから、

「ここはブラックすぎる。近くにもっと条件のいい会社がある」

と教えてもらいました。

そこで初めて、

「会社によってそんなに違うのか」

と知りました。

だから今なら、一社だけを見て決めません。

いくつか求人を見て比較します。

給料。

勤務時間。

休日。

仕事内容。

勤務地。

教育体制。

そして、自分がそこで働く姿を想像できるか。

比較することで初めて見えてくるものがあります。

最後に確認するのは「自分に合うか」

ここまでいろいろ書きましたが、最後に僕が考えるのはこれです。

その仕事、その会社が自分に合うか。

給料が高い会社が、全員にとって一番いい会社とは限りません。

休みが多ければ、それだけで幸せとも限りません。

人によって仕事に求めるものは違います。

僕の場合、公務員を辞めたあとに選んだのはトラックドライバーでした。

でも、

「50代ならトラックドライバーがおすすめです」

と言いたいわけではありません。

僕には今の仕事が合っていた。

それだけです。

製造の仕事が合う人もいるでしょう。

倉庫や物流の仕事が合う人もいる。

営業が好きな人もいる。

人とあまり関わらずに働きたい人もいる。

これまでとはまったく違う仕事に挑戦したい人もいると思います。

大切なのは、

年齢だけで最初から選択肢を狭くしないこと。

そして求人票に書かれた条件だけではなく、

「自分はここでどんな毎日を送ることになるのか」

まで考えてみることだと思っています。

僕は最初の会社を3日で辞め、次の会社も約2週間で辞めました。

遠回りだったかもしれません。

でも、その経験があったから現在の職場にたどり着きました。

だから今の僕なら、求人を見ながらこう考えます。

「この会社に入れるか」ではなく、
「この仕事を、自分は続けたいと思えるか」

仕事の選択肢は、一つではありません。

40代でも、50代でも。

自分に合う仕事を探すために、もう一度、仕事を選んでいいと思っています。

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